全日本フィギュア2019　宮原知子選手へのインタビュー

エジプト調の曲にしたので、メイクはクレオパトラみたいな女王のイメージで作り上げました。濃い目のアイラインを今までにないくらい強めにしてみました。

衣装は振り付けの先生のお知り合いの衣装さんが、初めてのパンツスタイルで作ってくださいました。今までとは曲の雰囲気も違いますし、他の選手がやっていないようなステップや振り付けでいこうとなって。やって良かったなと思っています。

一度でいいから、いつか格好いいパンツスタイルをやってみたいなと漠然と思っていたんです。でも、上着を着ちゃうと練習中とかリハみたいに見えちゃうんですけどね（笑）

いいえ。最初に、今回のショートでは自分も他の選手も誰もやったことのない、全く新しいジャンルに挑戦したいなと思っていまして。いくつかの候補曲の中から、この『Yalla, Tabla & Percussion Solo, Egyptian Disco (Buddha Bar Edit) / DJ Disse 』が一番今までのものと違っていたので、決めました。

黒とかブラウンではない、カラフルなアイラインが最近流行っているのかな?と思って、

使ったらどうなるのかなと気になっています。

ワインレッドのようなバーガンディレッドのアイライナーとかも増えてきました。

はい、今度お願いしてみます。

想像していた以上に、練習もそれ以外の生活も、すごく楽しいです。

もともと海外のスーパーマーケットが好きなので、いつも行って色々見たり、買ったりしていて。そういう何気ない時間も楽しいです。

はい、料理が趣味でもありますので、全部自分で作っています。結構自分で、こんな感じかな?と見様見真似で味付けしたりとかもします。もちろん、ちゃんとしたレシピを見ながら作ることもありますけど、最終的には自分の好きな味付けにアレンジしちゃいます。

たとえば肉じゃがを作るときも、決まった分量とは別に、みりんを多めにして甘くしちゃうとか（笑）。

練習時間の取り方とか、長さとか、そういう基本的なところからいままでと違いますし、コーチとのやりとりも英語を使うので。ペラペラまではいかないですけど、そういう日常的なところから変化をしているので、自分にも影響を与えていると思います。

憧れのスケーターはステファン・ランビエールさんと、カロリーナ・コストナーさんですね。ずっと変わらず大好きです。

はい、いつも応援いただいて本当にありがとうございます。いろいろな悔しい試合があったシーズンなんですけど、これからも諦めず自分らしい演技ができるように、また頑張りたいと思います。