2020NHK杯　鍵山選手インタビュー

一晩たって、やっと実感がわいてきて、すごく嬉しい気持ちでいっぱいです。

でも、思い出すと失敗した技があったりして、また悔しい気持ちにもなります

一発目なので、決まったらもちろん嬉しいんですけど、まだ次の4回転もあったりするので頑張らなきゃと思います。一番印象に残ったシーンとしては、フリーの一番最後でポーズをとった時に、やりきったぞ!という気持ちがあって、そこで聞こえるお客さんの拍手や、スタンディングオベーションをしてくれているのを見ると、有難く感じましたし、お客さんがいる試合って、やっぱりこんなに楽しいんだなと思いました

自宅でのトレーニングや、外を走ったりして、スケートに必要な筋肉の状態を維持することを中心に行っていました。もちろん滑れないので、、、滑る感覚はどうにもできないんですけど、とにかく筋肉の維持はしなくちゃいけないので、トレーニングはちゃんとやりました

そうですね、2か月弱か、1か月半くらいかな、、、全く滑ることができなくて。自分は一日でも練習を休みたくないタイプなので、こんなに長く休むことは予想外というか。スケートをはじめてから今まで、全く経験のないことで、どうやって過ごせばいいのか分からなくなった部分がありました

そうですね、自分はやってないので分からないですけど、陸と氷は全然違うので、ローラースケートをやっても、多少感覚は似ている部分はあるかもしれないですけど、氷独自の感覚というのは他のものとは全然違ってくるので、苦労したところです

全然そんなことはないです。小学生の高学年くらい、中学のはじめは、同期のライバルにも負けっぱなしで、自分は技術が他の人たちと比べるとまだまだだったので、本当に勝てるんだろうかと思ったときもありました。でも、中学3年生になってから、そこからトリプルアクセルが飛べるようになったんです。それを境に、海外試合の選考会で、最初は補欠だったんですけど、枠が1つ空いて、自分が選ばれて、海外試合に行けることが増えてきました。そのときにいろんな経験をすることができて、自分も成長することができたので、いろんな経験がいまの自分に繋がっているなと思います

アバターというSF映画の曲で演技をしていて、あの深緑はキャラクターではなくて、

世界観を表現している色なんです。キャラで言ったら青っぽいものだと思うんですけど、振り付けも衣装もその世界観に合わせているので、この深緑の衣装になっています

いえ、それは振り付けをするときに振付師さんが「こういう世界観でやっていくからね」ということを伝えてくれて、振り付けがスタートしました。今まではキャラクターを演じることしかなくて、曲の世界観を演じるというのは自分にとっては不慣れというか、初めてだったので、慣れるまでちょっと時間はかかってしまったんですけど、いまはちゃんと曲と一体になれかけていると思うので、もっと練習すれば自分のものになるのかなと思います

明確なものではないのですごく難しいです

僕は通信制の高校に行っています。スケートの練習をもっとやりたいと思っていたので。学校の方も理解してくれているのでありがたいと思っています。僕の1日は朝昼晩、スケートの練習ですね。練習は平均で1日3～4時間、もっと多いときで5時間くらいですね

毎日、、、ええと、ホームリンクだと月水金土は夜練があるので、その分多く滑れます

いえ、シーズン中はないですね

YouTubeの観ているジャンルがバラバラなんですけど、スケート関係とかも結構多くて、

特に海外試合に出るようになってからは、どういう選手がいるんだろう?とかどういう表現するんだろう?とか気になり始めて、いろいろ勉強しているので見るようにしています

半分くらいはスケートですけど、もう半分くらいはただ観て笑ってるだけというのもあります笑

SEKAI NO OWARIというバンドが大好きなのでよく聞いています

いや、特にそういうのはなくて、自分で作れるようになったらいいだろうなと思って。

料理っていろんなジャンルがあると思うんですけど、いつかお菓子が作れるようになれたらいいなって。僕、お菓子が大好きなので、自分で作ってみたいなと思ってます

もちろん健康とかバランスには気をつかってるんですけどね。でもお菓子はグミとか結構好きですね

そうですよね、大事ですよね。できるようになったらとても便利だと思うので

結構僕、昼寝するんですけど、すぐ寝られちゃうので、早く寝ることに関しては自信があるっていうとなんか変なんですけど、いつでもどこでも寝れちゃうので(笑)

布団入ったらというか、目をつぶったらすぐに寝られます(笑)

いや、あんまり。タレントさんとかもあまり詳しくなくて。。。

肌のケアとかは自分なりに頑張ってやってるんですけど、正しいやり方とか手順とかわからなくて、、気になります。洗顔のあとに化粧水をつけるくらいです

ネイサン・チェン選手はオールラウンダーなところがすごく憧れで、ジャンプだけじゃなくて、スピンだったりステップだったりとか表現力もすごくうまいので、自分もオールラウンダーを目指して頑張っているので憧れです。

宇野昌磨選手は曲の表現の仕方とか、スケーティングがなめらかで好きなので、自分もそれくらいきれいにできたらいいなと

今回のエキシビションの曲はTake5という曲を使うんですけど、すごく大人っぽい曲なので、大人っぽく滑ることができたらいいなと思っています

こんな時期で試合が少ないんですけど、一試合一試合を大切にして、どの試合でもいい結果が残せるように、もっと努力していきたいと思っています