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2024.07.17
フィギュア「ドリームオンアイス」メイクルーム公開
●フィギュアスケートスポーツビューティ事務局インタビューさせてくださいと、メイクルームに入った瞬間、笑顔で優しく迎えてくださった鈴木選手。大きな瞳、しなやかに伸びた手足、透明感のある肌がパッと目に飛び込んできました。
メイクの石井(コーセー)が鈴木選手の担当になって4年目ということで、彼女が石井を信頼している様子、気心が通じている間柄というのが、横で見ているだけでも伝わってきました。
本日のメイクポイントを尋ねると「Wアイライン」と教えてくれました。
テーマ曲は「バーレスク」という映画のサントラ。歌手になる夢を実現させようとする女の子のサクセスストーリーということで、強い意志をもったスターをイメージしたメイクをオーダーしたようです。
そこで石井は、まつ毛の生え際とは別に、アイホールの中央にもラインをしっかりと描く「Wアイライン」を提案し、彼女も納得したとのことでした。メイクにとりかかる前の流れを聞くと、彼女から石井に曲や衣装のイメージを伝えて、あとは石井からのインスピレーションやアイデアに任せるそうです。やはり自分だけでメイクするよりも、トーンや印象に広がりが感じられるとのこと。
また、メイクが完成すると気合いのスイッチが入り、さらにそのメイクが上手くいくと、自信を持って滑れるとのこと。思っていた以上に、スケーティングに占めるメイクの役割は大きいようです。
強い視線、いきいきとした表現力、華やかなジャンプ。そんな彼女らしさに加えて、途中でエナメルのジャケットを脱ぎ捨てる演出もカッコよく決まっていました。くるくるとリンクを飛び回る彼女に目を奪われていると、あっという間に終わってしまい、もっと観ていたかったと思いました!
衣装と、音楽と、丁寧に描いたWアイラインと。すべてが一体となって彼女のスケーティングを際立たせていました。揺るぎない自信とキャリアに溢れた演技を拝見して、今日のメイクも上手くいったのだなと確信しました。
2024.07.17
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