アーティスティックスイミング「マーメイドジャパン」日本代表選手にメイク講習会

2021.06.08(最終更新日:2023.10.25)

アーティスティックスイミング

アーティスティックスイミング「マーメイドジャパン」日本代表選手にメイク講習会

スポーツビューティ事務局

INDEX

・ 井村 雅代ヘッドコーチからのコメント ・ 乾 友紀子選手・吉田 萌選手からのコメント ・ メイクアップアーティスト 石井勲のコメント

アーティスティックスイミング日本代表「マーメイドジャパン」の選手へのメイク講習会を開催しました。

コーセーのメイクアップアーティストによる、水中の激しい演技でもくずれることのないメイクテクニックの指導を行いました。

メイク講習を受けるアーティスティックスイミング日本代表「マーメイドジャパン」

アーティスティックスイミングは、選手の“シンクロした”美しい演技で競われることから、その衣装や楽曲に合わせた世界観をメイクでも表現できるよう、スキンケアのアドバイスから、メイクデザイン考案、選手自身で大会用のメイクができるようにするための指導までを、担当しています。

メイク講習を受けるアーティスティックスイミング日本代表「マーメイドジャパン」

メイクアップには、発色がよく耐久性に優れた当社のメイクアップブランド『ファシオ』をはじめ、『マキエクスペール』など、汗や水に強いウォータープルーフの技術を採用した、市販の商品のみを使用。専用の化粧品を使わずとも、塗布の仕方や組み合わせ方を工夫することで、水中で激しく動いても落ちないメイクに仕上げることが可能です。また目もとには、豊富なカラー展開の『ヴィセアヴァン』や『アディクション』のアイシャドウを組み合わせ、華やかに仕上げました。

メイクアップアーティスト石井勲のレクチャー

講習会では、メイクアップアーティスト石井勲のレクチャーを受け、選手自身の手でメイクを施した後、選手が一列に並び、審査員席からの距離を想定した位置から全員が同じような顔立ちに見えるかどうかを、井村監督と確認。出来上がったメイクと、実際の水着の色とのバランスや見え方と照らし合わせながら、選手の個々の顔立ちや肌の色に応じて、眉の形・アイラインの太さや長さを個別に調整し、細かい色味やニュアンスを改良しました。

今回は、チームテクニカルルーティンのテーマ「空手」、チーム フリールーティンのテーマ「祭り」、デュエット テクニカルルーティンのテーマ「くのいち」、デュエット フリールーティンのテーマ「ロボット」のメイクアップ指導を行いました。

「空手」では、『ヴィセアヴァン』の「リップ&アイカラーペンシル」の001(白)と009(赤)と、『ファシオ』の「リキッド アイライナー」を使用し、“空手”の世界観を表現した勢いのある力強い目もとを演出しました。白・赤・黒の3色のラインのコントラストを井村ヘッドコーチと細かく調整しました。

井村 雅代ヘッドコーチからのコメント

井村 雅代ヘッドコーチ

演技中は審査員から遠くはなれたり、近くにいったり、テレビにアップで映ることもあります。どこから見ても華やかで美しくかつ好感がもてるメイクを石井さんにもリクエストしました。メイクもアーティスティックスイミングと同じで、“細かいところへのこだわり“が大切ですので、選手へは自分を綺麗に見せるために丁寧にメイクをしましょうと伝えました。素敵なメイクは本当にその作品自体を輝かせてくれます。

乾 友紀子選手・吉田 萌選手からのコメント

乾 友紀子選手・吉田 萌選手

今回のメイクのポイントは、桜の花びらをイメージした目元のグラデーションです(乾選手)。どの種目も目力を強くみせるためラインやシャープな線を取り入れているので注目してほしいです(吉田選手)。井村ヘッドコーチからも、細かいラインを綺麗にとアドバイスをもらったので、このメイクを再現できるように、技術を磨いていきます。今日の出来栄えはまだ30点ですが、当日は100点にしたいです!(乾選手・吉田選手)

メイクアップアーティスト 石井勲のコメント

メイクアップアーティスト 石井勲

演技に合わせてメイクも“シンクロ”させるため、テーマや水着との調和や、遠目から見た時にそれぞれの選手に合ったメイクになっているかをいつも意識しています。顔立ちや骨格に合わせて、アイラインの長さやアイカラーの入れ方まで、井村ヘッドコーチと細かく調整します。強弱や角度も全て変わってくるため、本当に造形学だと思っており、日々研究をしています。

今後もマーメイドジャパンのご活躍にご期待ください!


   

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